長野県工業技術総合センター環境・情報技術部門では、新経済対策「くらし・地域力向上プロジェクト」大綱に基づき、平成21年度に太陽光追尾型太陽光発電装置を設置いたしました。

1 事業目的
 長野県内の製造業者に太陽光発電技術を広め、環境関連産業を育成・支援するため、長野県工業技術総合センター環境・情報技術部門に信州型高機能可動パネルを設置いたしました。
 環境・情報技術部門入口正門にある3台の太陽光発電パネルが、来庁する地域企業の皆様や近隣にお住いの皆様に、私どもの環境への取り組みをアピールしています。また、この設備は地域企業が開発する機器の実証試験にも使用いただけるもので、太陽光発電関連産業の創出にも寄与いたします。

2 事業内容
(1) 設置するパネルの架台は可動型で、長野県工業技術総合センター環境・情報技術部門の玄関ロータリーに設置しています。
(2) 太陽方向センサーにより、日射量の多い信州松本の気象条件を活かした発電を行います。
(3) 太陽光パネルは、任意の角度に設定することが可能です。
(4) 発電する電力は、施設の補助電源として使用するほか、地域企業が開発する機器の実証試験を行う際には、パネルの出力を直接使うことが可能です。
(5) 3種類の太陽電池モジュール(CIGS薄膜、多結晶Si、単結晶HIT)を備え、地域企業の多様な研究開発に対応します。

3 事業効果
(1) 当センターには、企業から年間約 15,000件の技術相談が寄せられています。この装置は、環境ビジネスに高い関心を持つ企業に、私どもの環境技術をPRしています。
(2) 太陽光発電パネル関連の新規技術開発に関する相談が寄せられており、こうした企業が試作した装置の実証試験を行うことで、太陽光発電関連の産業創出に寄与できます。
(3) 発電量として年間 6,000kW程度が期待できます。

  太陽光発電パネル全景の写真(CIGS、Si、HIT)

                            全  景

     太陽光パネル  

              2時間ごとのパネルの動き    (ボタンをクリックしてください)

     
 
 
 
 




  発電量グラフ

 棒グラフが月毎の発電量(縦軸左−kWh)、折れ線グラフが年度毎の累計発電量(縦軸右−kWh)です。

  これらの値は、太陽光発電パネルメーカー3社が提供する電力モニターから読み取ったデータで、
  太陽光発電パネルの他に、パワーコンディショナーの性能と追尾装置の追尾精度の影響が含まれます。


          23年度  太陽光発電量   (総発電量・累計 ** 6921.1 kWh)


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          22年度  太陽光発電量   (総発電量・累計 ** 7125.7 kWh)


 21年度、3月17日より運転しています。