長野県工業技術総合センター 情報技術部門(旧 情報技術試験場)研究報告
No.21 2005

(抄録のみ掲載しています。原本をご希望の方は情報技術部門までお問い合わせください)

抄録

《報文》

次世代携帯端末を用いたリモートメンテナンスシステムの開発(第2報)
−複数接続と携帯電話の利用−
高木秀昭* 柳沢秀信** 浜淳* 長洲慶典* 新村正明***
製造用機械や自動化省力化機械等について、製造メーカーからリモートメンテナンスの要望が増えている。そこで、公衆回線を利用した安価で安全なシステムの構築を目的として、昨年度はインターネットを利用したシステム構築を行った。今年度は複数の機器を管理する為の拡張を行い、携帯電話の利用も検討した。これらの接続を利用して、機器の情報取得やリモート操作ができることを確認した。
* 通信・基盤技術チーム
** 情報システムチーム
*** 信州大学工学部
長野県中信地域のユビキタスネットワークを活用した電子自治体実現のための情報セキュリティに関する研究(第1報)
−ディレクトリサービスによる経路情報管理−
野瀬裕昭* 西田崇* 清水基弘** 新村正明*** 不破泰****
操作者の権利に応じて限定されたサービスを行う個別の暗号通信路を動的に確保するシステム(PCC)における、個人を特定する認証局の開発と通信路の経路情報管理手法について開発を行った。
認証局の開発では、認証局自身の認証と経路情報の配信を実現する認証局プロトコルの設計を行い、それを実装した。また経路情報管理では、LDAPによる経路情報のディレクトリ・ツリーを構築し、ディレクトリ操作関数を実装したので報告する。
* 情報システムチーム
** 材料技術部門
*** 信州大学工学部
**** 信州大学大学院工学系研究科
運動制御機能回復訓練支援装置の開発
長瀬浩明* 相澤淳平** 北野哲彦* 林良一***
大原慎司**** 有賀光治***** 下平智弘******
パーキンソン病(PD)などの運動制御疾患の治療や訓練を支援するために、患者に座位でプラットフォーム(座部)を任意に動かし外乱刺激を与え、これにより姿勢反射などの運動制御機能の応答を誘発するという仮説に基づいた新たなリハビリテーションシステムの開発を行っている。これまでに、本システムの核となるプラットフォームの動作部を開発し、これを組み込んだ実験装置を試作した。そして、本装置を用いて外乱刺激を与える前後における姿勢反射機能の違いをPD患者と健常者で調べた結果、PD患者では僅かながら姿勢反射の応答と思われる現象が認められたことから、座位においてプラットフォームを意図的に振動させて外乱刺激を与える運動療法の有効性が示唆された。
* 人間生活科学チーム
** 情報システムチーム
*** 市立岡谷病院
**** 国立病院機構中信松本病院
***** (株)カルチアマシーン
****** タカノ(株)

《ショートノート》

防災情報通信のための臨時回線用長距離・大容量無線LANの研究開発(第2報)
中村正幸* 清水洋** 滝沢龍一*** 望月勝人**** 井堀正行****
望月章***** 栄永清志****** 山崎秀樹******* 村瀬澄夫********
「2.4GHz帯無線LANの安定な通信を可能とする妨害排除機構に関する開発」を行った。本研究開発は、無線LANが周波数帯域を他の無線LANと共有することから、他の無線LANの電波の影響を低減し、信頼性の高い通信を可能とするものである。また、この長距離無線LANを利用した通信実験を行った。
* * 通信・基盤技術チーム
** 精密・電子技術部門
*** 材料技術部門
**** 危機管理室危機管理・消防防災課消防防災航空分室
***** 松本広域消防局
****** 三菱電線工業(株)
******* (株)アイネット
******** 信州大学医学部医療情報部
セキュアネットワーク構築技術に関する研究(第1報)
青木久夫*
最近のインターネットの状況はコンピュータウイルス、スパイウェア、フィッシング等々危険が沢山存在する。そこで、実際にどれほど危険なものであるか、又どういった点に気をつけて使えばよいかについて中小企業での利用の観点から検討したので報告する。
* * 情報システムチーム
組織情報統合管理へのLDAP利用に関する研究
−LDAP利用の評価とメールサーバとの連携−
西田崇*
LDAPを組織情報管理としてこれまで4年半使用したときの運用面での評価及び問題点について述べる。また、新たにメールサーバのユーザ情報の管理にLDAPを利用する方法について、調査研究を行ったので報告する。
* * 情報システムチーム
LAPPを活用した受発注システムの構築
−研究会活動によるWebアプリケーション開発事例−
相澤淳平* 西田崇* 下平隆** 田中正一*** インターネットサーバ構築研究会
企業間の受発注データを交換するためのWebアプリケーションを、複数企業による研究会で共同開発した事例について報告する。
* * 情報システムチーム
** 精密・電子部門
*** 通信・基盤技術チーム
Noテストシステムの開発(第3報)
−精神性発汗量と呼吸・心拍の計測値を指標としたシステムの検証−
清水基弘* 大橋俊夫** 坂口正雄***
性能の向上を目指すべく、呼吸・心拍情報を新たな解析要素として検討及び検証したので、ここに報告する。
* 材料技術部門
** 信州大学医学部
*** 長野工業高等専門学校
腕時計型会話エイドの開発(第3報)
浜淳* 長洲慶典*
旧型会話エイドの問題点を踏まえ、筐体等をオリジナルとした改良型会話エイドを開発した。
* * 通信・基盤技術チーム
繊維製品のリサイクルに関する研究(第2報)
平出真一郎*
本報ではこれら多糖類と推定される綿繊維の分解物のエチルアルコールへの変換と生成されたエチルアルコールの用途の可能性について検討した。また、セルラーゼによる綿繊維の分解の際の残渣について、その状態を調べ残渣量を減少させる可能性についても検討した。
* 人間生活科学チーム
映像配信のためのサーバアプリケーションの開発
桃井貞美*
本研究では、デジタル映像コンテンツをデータベース化し、利用者のニーズに応じて効率的に検索し、配信するシステムを開発するため、そのプロトタイプとなるシステムの試作を目指した。
* 人間生活科学チーム
顧客価値最大化のための商品開発プロセス
長瀬浩明* 田淵史** 北野哲彦*
脱組立加工型企業に代表される中小企業のマーケットインによるモノ作りを支援する目的で、長野県ユーザー目線研究会を発足させ、様々な研究活動を行っている。本稿では、その研究活動の一部を報告する。
* 人間生活科学チーム
** セイコーエプソン(株)
撚糸条件による撚数分布への影響
−各撚糸錘場所の影響について−
沖智明* 塚原美代子* 中谷ケサエ*
ボビン回転数を2通りに整理して回転状況を検討し撚糸錘の位置による影響について調べた。また、ボビン一往復の綾振り時間を測定し、綾振りと撚斑との関係について調べた。
* 人間生活科学チーム
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